リウマチ(関節リウマチ)とは

リウマチ(関節リウマチ)のイメージ写真

当クリニックでは、免疫の異常によって関節の腫れや痛みが引き起こされる関節リウマチについて診療を行っています。

関節リウマチの典型的な初期症状は、朝に手がこわばる、左右の手や足の小さな関節が腫れて痛む、というものです。
関節リウマチには、自然に症状が消失するタイプ、初期の症状が持続しますがさほど悪化はしないタイプなどもありますが、関節炎症状が手足の小さな関節から、肘・膝などの大きな関節に広がり、それらの関節が破壊されて重大な機能障害をきたすタイプもあります。

関節リウマチの原因は、まだ完全に判明したわけではありませんが、自己免疫の異常とされています。細菌やウイルス、あるいは遺伝的要因で免疫システムが異常をきたし、自分の体の一部を敵とみなして、これを攻撃するのです。

治療について

関節リウマチの治療の中心は薬物療法です。
かつては効果的な薬剤に乏しく、治療の難しい疾患とされていましたが、近年メトトレキサートをはじめとする効果的な薬剤がつぎつぎに登場し、治療法は劇的に進歩しています。原因不明のため治療の目標は根治ではなく、寛解(症状が抑えられ、日常生活に支障が無くなり、関節リウマチであることを意識しないでいられるような状態)です。

薬物療法としては、メトトレキサートなどの抗リウマチ剤を基本とし、それだけでは効果が不十分な際にはタクロリムスなどの免疫抑制剤、インフリキシマブやエタネルセプトなどの生物学的製剤を使用します。
これらの薬剤を組み合わせて迅速に使用することにより、従来の治療法では重大な機能障害をきたしたであろうと推測されるような方も含めて、多くの方が寛解に至るようになっています。
そのため、早期診断、早期治療の必要性がますます高まっていると言えます。

また、痛みのためにからだを動かさないでいると、筋力が衰えたり、関節が固まってしまう場合もあります。
そのため、適切なリハビリテーションを行うことも重要です。

関節リウマチは、治療法の急速な進歩により、「怖い病気」ではなくなりつつあります。
大事なことは早期診断、早期治療です。
ご自分の症状に不安を感じている方、現在受けている診断や治療に納得がいかない方は、是非、専門医にご相談ください。